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　政府発表「106万円の壁 支援パッケージ」とは！

2023.10.1

報道先行の感がある、パートなどの短時間労働者が「年収の壁」を意識せず働くことができる環境づくりを支援するための『当面の対応』「106万円の壁　支援パッケージ」を政府が発表しました。

パートなど従業員が１０１人以上の企業で社会保険料の納付義務が生じ、従業員の手取りが減少することをふまえ、減少対策に取り組んだ企業を対象に、従業員１人あたり最大５０万円を助成する制度を設けるとしています。

◆キャリアアップ助成金のコースを新設

短時間労働者が被用者保険（厚生年金保険・健康保険）の適用による手取り収入の減少を意識せず働くことができるよう、労働者の収入を増加させる取組を行った事業主に対して、労働者１人当たり最大50万円の支援を行う。
◆労働者の収入を増加させる取組
賃上げや所定労働時間の延長。
◆社会保険適用促進手当
事業主が支給した社会保険適用促進手当については、適用に当たっての労使双方の保険料負担を軽減するため、新たに発生した本人負担分の保険料相当額を上限として被保険者の標準報酬の算定において考慮しない。

2022年10月からこの「106万円の壁」が始まり、また2024年10月からは、従業員数が51名以上の企業も対象になります。去年から適用になった労働者はこの施策をどのように受け止めているでしょうか。また、他の労働者との公平性の担保はどうなるのでしょうか。